タイトルが『★「○○」を語る』表記のように、作品名の前に★をつけている場合は、『私とストーリーの好みが近い人は後悔しないと思える作品』という意味です。好きな作品の中でも特にお勧めしたい作品です。気になった方は是非！
作品紹介
今回は、人狼を題材としたJホラー作品
ゲーム「レイジングループ」
を語りたいと思います!
あらすじ
この作品は、主人公・房石 陽明（ふさいし はるあき）が、バイク旅行中に道に迷って崖から転げ落ちてしまい、「藤良村（ふじよしむら）」という村にある「休水（やすみず）」という集落に辿り着きます。
陽明はそこで1人の大学生、芹沢 千枝実（せりざわ ちえみ）に助けられ、千枝実の家で話をしながら夜を明かしていたところ、集落に霧が立ちこむ異変が起こり、千枝実に「決して外に出てはいけない」と言われた陽明でしたが、ふと外に出てしまい正体不明の「何か」に殺されてしまいます。
しかし次に意識が戻った時、彼は崖から転げ落ちる「前」の5月11日に戻る、「死に戻り」をしていました。再び千枝実と再会し、前回とは異なる行動で生き延びた陽明でしたが、今度は「黄泉忌みの宴」という集落の催しに巻き込まれることになる＿＿という話です。
★激推しポイント
この作品は、人狼ゲーム（生き残りゲーム）×Jホラー×ループものという要素からなっており、独特の風習が残る集落で人狼ゲームに似たルールで生き残りゲームをします。
人狼ゲームを楽しみたい人も、Jホラー作品として楽しみたい人も、ループものを楽しみたい人も、全部の要素で満足度の高いシナリオが面白過ぎるゲームです！
参加者は老若男女を問わず、小学生くらいの小さな女の子から高齢男性まで様々です。
そして、その1人1人は誰1人見くびってはならない強者で、見くびった途端バッドエンド直行というくらいの緊張感が常にあります。
それぞれの人物ならではの戦い方や見せ場が必ずあり、見せ場後にはその人物が好きになっているくらいの魅力が皆あります。（たとえ自分（主人公）を殺してきた相手だったとしても好きになります）
主人公である陽明が死ぬ度ループをするのですが、その度人狼ゲームで言う「役職」も変わっています。
やり直しても、2度と同じ状況にならないのです。
人狼には様々な役職があり、味方である「市民」・敵陣営である「人狼」・特殊な「占い師」・場を乱す「狂人」などがありますが、役職が変わるという事は…？
また、本作では主に3人のヒロインがいて、プレイ後はその3人のヒロインが皆好きになってました。
ループを繰り返すことで、催しに巻き込まれた人たちの人となりや抱えているものを知り、この理不尽な状況から助けたいという気持ちが強くなり、息をつかせぬ面白さと独特な雰囲気もあって、夢中になって進められると思います。
ホラーが苦手な人は、ホラー描写が少し緩和されているものに変更出来る（難易度選択のようなもの）があります。（※私はswitch版でプレイしたので、もしかしたらswitch版でのみの機能かもしれません。媒体によってのご確認をお願い致します…！）
私はそのままの描写のものでプレイしました。
参考程度に私のホラー耐性は、
×：ホラー映画（まったく見れない）
△：ホラーゲーム・ホラー漫画
（「デスゲーム+ホラーゲーム」のような、「何かのジャンル+要素のホラー描写」形式であればものによっては大丈夫程度です）
（例：「進撃の巨人」は読めるぐらいのレベルです）
つまりホラー耐性はあまり無い方です。
1度もホラーゲームをやったことが無く、全く耐性の無いという方は（個人的には絶妙な良いホラーの塩梅に感じましたが）、結構怖く感じるかもしれません。（イラストも雰囲気があって迫力があるので…）
この作品は最初はスマートフォン用アプリとして出され、その後PSVita、PS4、Switch、Windowsと色々な媒体で出されているみたいです。
人狼ゲームが好きで、デスゲームものに興味があって、ホラー耐性のある方にはぜひとも遊んでみて欲しいノベルゲームです！
明日は11日、記憶に残る5月11日を！
（5月11日は「レイジングループ」の作中ループ日）
また、同じ「民俗+ホラー」要素の有る激推しの漫画、「青野くんに触りたいから死にたい」もオススメです！
▼ほかの★（激推し作品）「青野くんに触りたいから死にたい」を紹介した記事はこちら
▼ほかの★（激推し作品）をまとめて紹介している記事はこちら
