タイトルが『★「○○」を語る』表記のように、作品名の前に★をつけている場合は、『私とストーリーやゲームの好みが近い人は後悔しないと思える作品』という意味です。好きな作品の中でも特にお勧めしたい作品です。気になった方は是非！
作品紹介
今回は、「海外版の牧場物語」のような名作インディーズ作品
ゲーム「Stardew Valley」
を語りたいと思います！
あらすじ
この作品は、都会の生活に疲れを感じた主人公・あなたが、祖父から牧場を受け継ぎ、新たな環境の中で自給自足の生活を始めることになるが＿＿という話です。
★激推しポイント
この作品は「海外版の牧場物語」のような作品で、牧場を整備しながら作物や動物を育て、モンスターを倒し、住民と交流や恋愛して…の牧場経営シュミレーションゲームです！
ドット調で可愛らしく・海外的な色味が素晴らしい牧羊的な中で、リアリティのある痛みや悩みを持つ人々と、ファンタジー要素との兼ね合いが良く、唯一無二の雰囲気になっています。
都会の喧噪に疲れてしまい、新たな生活の為に引っ越してきた主人公に加え、住民の人たちもそれぞれ田舎から都会への潜在的コンプレックス・人生の選択にこれでよかったのかとふと考えてしまう時があるなど、田舎舞台ならではの人生の悩みがフォーカスされていて、新鮮に感じました！
恋愛可能相手もみんな一癖も二癖もあり、それぞれが生きて行く上での身近な痛みや哀愁を持っています。
恋愛イベントについては、憧れからの恋というよりかは、人生の痛みを共有し合うような恋のイメージです。
季節による祭りもあり、この作品の世界観に沿った雰囲気がとても良いです。
この作品はファンタジーと牧場もののシームレスな世界観が良かったです。
川には魚、木には木の実、道端には花やきのこ、鉱山にはモンスターがいて、牧場の設備にもモンスターの素材を使う事があり、モンスターというファンタジーな存在は身近で生活に根付いた存在だけれども、決して安全でもない、という山の危険動物と同じような距離感になっていると思いました。
私はこの作品を途中まで牧場経営とモンスター退治中心の新生活を送るという点でとても楽しんでいて、恋愛イベントをどうしようかと決めかねていました。
そんな時、とある相手の恋愛イベントがとても心に刺さり、牧場経営ゲームとして面白いから、心に残る好きなゲームへと変化していきました！
そのとある相手というのはセバスチャンです。
セバスチャンのバイクに関係するイベントがあり、そこでの主人公の選択肢への返事がとてもよかったです…
彼にそれまで抱いていた刹那的で物事への興味や関心が薄いと思っていた印象が変わり、絶対に大切な人は大切にするという強固な意志を感じた返答だったので良かったです！
お手頃な価格にも関わらず、とてもボリュームと満足感のある名作インディーズです！
私と好みが近い方は是非遊んでみてください！
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