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乙女ゲーム「戦国姫歌~時果の契り~」の感想を語る(レビュー)

今回は、乙女ゲーム「戦国姫歌~時果の契り~」(Switchのダウンロードソフトをクリアしたので、感想を語っていきたいと思います!

store-jp.nintendo.com

最近、比較的お安め価格のゲームやインディーズゲームにハマっていて、この作品はSNSでの口コミで気になっていたのもあり、購入しました。

 

総合評価

総合好み度 ★★★★☆

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ストーリー好み度  : ★★★★☆

価格と内容の満足感 : ★★★★☆

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(和風、戦国時代もの、乙女ゲーム

良かったポイント

この想いは塗り替えられた記憶から来るものか?それとも自分自身の気持ちか?という切ない恋愛

 

【あらすじ】

現在の歴史とは少し異なる戦国時代、今まさに鬼に攻められ、落ちようとしていた城があった。

燃えさかる城で、国の姫である主人公・小夜は鬼に切り裂かれんとする中、家宝の懐剣に願うと、その声に応えた懐剣によって、攻め落とされる以前の城に戻される。

しかし、既に亡くなった父や弟、家臣はおらず、その代わりに身代わりのように異なる戦国の世界から5人の英傑が連れてこられていた_。

 

【簡易レビュー】

価格と内容に整合性のある満足感でした。1√が8章からなっており、エンドは主に2種類で恋愛確定√の選択肢分岐なのでフルコンプ回収がしやすいです。一般的な商業乙女ゲームと比べるとプレイ時間は短くはありますが、お値段における最大満足度を出されている印象です。ストーリーの好みの点をしっかり押さえていたので満足感があります。

D3パブリッシャーさんの作品は以前「VitaminX」をやっていたこともあり、その時に感じた「ボリュームではなくポイントを押さえた満足感・充実感」に比重を置かれている印象を持っており、今回も満足感・充実感を感じました。

「買うと思った分(期待値分)は絶対楽しませるぞ」という気持ちを感じ、それを実際に形にして下さっている印象なので好きです。

 

▼(プレイ後読推奨)ここからは個別ルートの簡易的な感想です。

※避けようとしても意図せずネタバレに触れている可能性があるので、読む場合はご留意ください。

真田幸村

(安定・切ない)弟の代わりに連れてこられた英傑。弟の記憶に塗り替えられている為、小夜に対する気持ちが弟の記憶か自身の想いかで本人と主人公が悩む。主人公に対する好意を率直に表すため、安定ながらも立場上は「弟と姉」という切なさがあります。他の√でも好意が分かる描写がある為、他の√でもすこし切なさを感じます。(好意が実直なキャラクターが他√でも好意がわかる描写に切なさをいつも感じます。そういうのに個人的に弱いです)

伊達政宗

(安定・王道)城にいた家臣の1人の代わりに連れてこられた英傑。主人公自身は本来の家臣にあまり覚えが無い為、伊達政宗=家臣のイメージとなっており、特殊な出会いながらも伊達政宗自身との恋愛になっている印象。「もし伊達政宗が家臣で自分が姫だったら」という恋愛?な気がします。一番初めに選んだルートなので思い入れ補正もあるかもしれませんが、王道感もあります。

 

風魔小太郎

(可愛い・★好み)家臣?の代わりに連れてこられた英傑。こちらも主人公が以前の忍びに対する覚えが無い為、忍び=風魔小太郎のイメージになっていると思います。本人自身との恋愛感が強め。しかし伊達政宗√と違ったのは入れ替わる前の忍び(塗り替えられた記憶)と自身との想いの違いを見つめている感じがありました。普段の仕事の冷静と残酷さと、オフの茶目っ気のある好意の実直さが可愛らしく、個人的に一番好みの√でした。

 

竹中半兵衛

(切ない・あと引く辛さ)許嫁の代わりに連れてこられた英傑。つ…ら…かったです。恐らくプレイ前に想像する「許嫁(の記憶)を持つ者との恋愛」とは印象が違うと思います。総じて救いを…あまり感じず…ストーリーは面白かったのですが、切ない面白さ+それを超えてくるスーパーハッピーエンド力で面白いというよりは、切ない面白さ+人生…の整合性…という印象です。

 

織田信長

(あと引く辛さ・悪の整合性)父の代わりに連れてこられた英傑。ネタバレを含むので最後推奨とゲーム内で記載されていたこともあり、最後に選んだ√でした。どうして5人が連れてこられたのか?などがわかる√でもあり、こちらはその分異世界成分が多めに感じました。こちらは悪にはそれに伴う結果は避けられないのだ…という悪としての物語の収束感、それ故のあと引く辛さ(人生み)を感じました。しかし2つのエンドの内異世界成分多めのエンドでは2人幸せそうで良かったです(?)主人公の小夜も可愛かったです。

 

初めてのレビュー記事でしたが、少しでもご購入の参考や楽しんで貰えたら幸いです!