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乙女ゲーム「オランピアソワレ」の感想を語る(レビュー)

今回は、乙女ゲームオランピアソワレ」をクリアしたので、感想を語っていきたいと思います!


オランピアソワレ

発売されたのは数年前ですが、あらすじが気になったのとイラストが好みだったため、購入しました。

 

総合評価

総合好み度 ★★★☆☆

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ストーリー好み度  : ★★★☆☆

価格と内容の満足感 : ★★★☆☆

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(和風、特殊設定な世界観もの、乙女ゲーム

良かったポイント

天真爛漫な主人公と世界観、美麗なビジュアル

【あらすじ】

その島に住んでいる人には生まれたときに髪や目などの体に「色」が出る。その現れた色によって優劣や立場が決められ、出た色によっては日のあたらない地下の空間「黄泉」で住まなければならない者もいた。

この世界では【赤】・【青】・【黄】の色を持つ者が特に力を持っており、その中の【黄】の屋敷に住んでいる、世界でたった1人の【白】を持つ主人公・オランピアは、普段屋敷から外に出ることなく過ごしていたが、18歳の誕生日を迎え白を残すために結婚相手探しを始めることになる。

今まで外に出る事の無かったオランピアはこの世界の「常識」を、地下の「黄泉」の住人達や、政府と市民の中立組織「コトワリ」の人々と知り合うことによって疑問を持ち、「この世界で住み、結婚し、相手と生きて行くということ」と向き合いながら結婚相手を探していくことになる_。

【簡易レビュー】

レーディングとあらすじからシリアスと予想していましたが、思っていたよりライトな読感でした。どちらかと言うと、「コメディー(日常もの)?:シリアス=6.5:3.5」くらいで想定した方が楽しめるかも知れません。(※個人的な目線です)

ある一定まで(主人公がとある仕事を始めるまで)が1本道で、途中から攻略キャラ選択(攻略制限有り)となっています。

そのキャラ√を進め、選択肢の好感度の度合いでエンドが変わる仕様です。

プレイ前の想像で、たった1人の「白」でもう後が無い…(ある種の絶滅の危機)どうにかして相手を探さなければ…という、世界観のジレンマやそれによる切なさ・切迫感や焦りは(当初シリアスものかな?と想像していましたが)扱いとしてはメインというよりはサブ寄りで「特殊な世界観に影響され過ぎない恋愛もの」のような印象を受けました

時間をかけて仲良くなる…というよりは、短い期間であっという間に絆を育んでいた、という印象です。

▼(プレイ後読推奨)ここからは個別ルートの簡易的な感想です。

※ネタバレも含んでいると思いますので、読む場合はご留意ください。

攻略した順で記載しています。

璃空

(王道・可愛い)地下の世界「黄泉」へ行く為の門前でお役人仕事に就いている人物。名門【青】の色を持つ為、結婚相手は自分の意志では決められず、主人公に惹かれていくが一緒になれないと考える

「立場の違いで結ばれない」壁をどう乗り越えていくか、の王道感がありました。反応が可愛らしく、まじめな人物だけれどそれ故分かり易くて可愛いと思いました。

最初に攻略しましたが、最初に選んでよかったと思いました。

時貞

(穏やか・悲しみ)島の外の海から流れ着いた「マレビト」と言われる人物。「おねえさん」と慕う年下キャラとの恋愛というよりは、予想に反してもの悲しさを感じ、島に流れ着く前の第1の人生、島に流れ着いた第2の人生、どちらも運命や環境に翻弄されてしまった印象があります。BADエンドはスチル有りのものと無しのもの確か2種類あったのですが、スチルの無い突然のBADエンドの一つがトラウマになりました。(「日常」をふとした瞬間に予備動作無しに突然失う・奪われるみたいなのがトラウマになりやすいので…。)

玄葉

(安定・意外性)政府と市民の中立組織「コトワリ」に所属する人物。地下の「黄泉」で育ち、医者となった、実力で成り上がった人物です。

恋愛面では、からかってくるが、茶目っ気のある大人との恋愛を安定的に楽しめ、スチルも好みのものが多かったです。

物語上でとある事実がわかり、それに意外性を感じました。

(切ない・★好み)黄泉で湯屋を営むボス的?存在。愛憎(拗ね)の中に確かにある一途な想い、みたいな部分が良かったです。「前から決まっていた運命」みたいなのに弱いです。どちらかと言えば(愛憎<<<<一途)くらいなので大丈夫です。(?)話とは関係ないのですが、スチルで縁が美人すぎるが故に出る度に(美人だな…)ってなりました。一番好みの√でした。

ヒムカ

(静寂・意外性)この世界では人が亡くなったら、特殊な力で人を水晶の欠片のような形にすることで弔っています。そうしないと、身体が崩れる病気が発生してしまうからです。この人物は亡くなった人を弔う職に就いています。攻略制限ありで後にプレイ出来る√でした。恋愛面では個人的には意外と淡白だった印象です。世界観の謎が解けていく√で、エンドがよりファンタジーさを足したものの印象を受けました。

朱砂

(安定・王道)玄葉も所属している政府と市民の中立組織「コトワリ」の所長です。最後に選べる√でした。主人公の結婚相手としてぴったりだと周囲に思われていた人物で、「突然出来た許嫁」のようなポジションです。気持ちの入っていない結婚が嫌な主人公は最初拒絶しますが、だんだんと仲良くなっていき…の王道√です。美麗なイラストだったので、スチルを見るのが楽しかったです。

 

私はswitch版でプレイしましたが、お求めやすいアプリ版も出ているみたいです!

otomate.jp

少しでもご購入の参考になったり、楽しんで貰えたら幸いです!